安心できる居場所

誰もがつながる社会へ

A Safe Space for Everyone,
Towards a Connected Society.

 

 
本事業は、休眠預金等の活用による
民間公益活動促進のための助成事業となります。

休眠預金等活用法に基づき、指定活用団体である
一般財団法人日本民間公益活動連携機構JANPIAより
資金分配団体に指定された一般社団法人コミュニティネットワーク協会が公募した
「~子供の居場所づくりを中心とした子育て支援と団地再生事業~」の一環として実施するものです。

「ソーネおおぞね」
大曽根住宅の中の総合交流拠点

Sone Ozone
 

「ソーネおおぞね」は、わっぱの会が設立した
地域住民の交流や支援を目的とする複合施設です。
生活困窮や社会的孤立に悩む人々を対象に、
相談支援や地域食堂、イベントホールの提供を行い、
地域に根差したサポートを展開しています。

 

「ソーネおおぞね」を活用した事業計画

Project overview

Project

01

子供同士の関係の生まれる子ども専用のコーナー

多世代交流拠点のソーネおおぞねの中に、「子ども同士の関係の生まれる子ども専用のコーナー」を整備し、朝から晩まで過ごせる居場所を提供します。

Project

02

みらいチケット・みんなでごはん・キッズカフェを通じた支援活動

ソーネおおぞねの持つ「相談・食堂・売店・イベントホール・資源買取りセンター」の機能を活用しながら、子どもたちへ食事などを寄付する仕組み「みらいチケット」、地域食堂「ソーネみんなでごはん」、子どもの労働体験「キッズカフェ」の活動頻度を増やし、日常的にスタッフやボランティアとの対話ができる関係性を作ります。

Project

03

ワークショップと相談活動を通じた共助の場づくり

ワークショップや相談活動のイベント等で、地域住民及び子育て環境に必要な関係者を呼び込み、子どもたちの課題を共有して、地域全体で取り組みます。地域の子ども達の貧困や孤立の問題に立ち向かい、子どもたちが友達をつくり、相談できる人をみつけ、充分な食事をえて、しっかり学業活動に取り組めるようにします。

事業設計

Project Planning

【期間】2024/8/23~2025/2/28

ACTION 1

子どもコーナー(居場所)ができたことで何時でも安心して立寄れる場所とし、そこに居るスタッフとの関係が生まれ、何でも語り合えたり相談できる場所にすることで、継続的に居場所に来る子どもが増え、集いの場となる。

ACTION 2

参加者の中で継続的なスタッフや、ボランティアを育成すること。次年度は、母体の社会福祉法人から当子どもの居場所事業の担い手育成の研修や運営サポートの業務受託を受ける。

事業の取り組み

Future Initiatives

1.子どもコーナー『居場所』の設置
「ソーネおおぞね」内に高齢者中心の静かにできる空間とは分けられた駄菓子コーナーを中心とした『子どもコーナー』を設置し、その中に子どもの『居場所』も作り、子ども同士やボランティアとの交流の場とします。
2. みらいチケットの作成
子どもコーナー(居場所)の活動、みらいチケット、キズカフェ&ショップ、みんなでごはんの各活動を当会として推進していく体制を作ります。そのために子どもコーナーコーナー『居場所』や他の活動の参加者の中で継続的な専従スタッフやボランティアを育成します。ダイニングカフェにおき、ダイニングカフェやショップで、子どもたちが自由に無料で楽しめることが出来るようにします。
3. 体験機会の提供
キッズカフェ&ショップを夏休み、冬休み、連休時に開催します。子どもたちは、このイベントで生き生きと労働体験を楽しむことができます。また、働くことで得られるソーネ券を使って、ゲームや買い物を楽しむこともできます。
4. 学習活動、レクリエーション活動
『ソーネみんなでごはん』を月一回ソーネホールを使って食事ができるようにすると共に、学習活動やレクリエーション活動を行います。テーブルを囲んで楽しく食事を行うことができ、子どもだけではなく、高齢者や大人とのふれあいの場を提供します。また、食事会後もレクリエーションや諸活動を、ボランティアたちと共に行い、お菓子などのお土産もあります。
5. 活動発信と集まれる機会の拡大
この取り組みを知らせ、参加を呼びかけ楽しんでもらうと同時に、子どもや親たちの声を聞く相談の場とします。それぞれの回では、リサイクルの意義を学び、工作活動や様々な創作、ゲームなどを通じて楽しみながら学べる機会を提供します。子ども同士や親子で一緒に楽しみながら、日頃の想いを共有できる場となることを目指します。

NPO法人わっぱの会

Wappa no kai
 

新しい地域社会の創造をめざし、
障害のある人ない人だれもが「働くこと」「生活すること」を結び付け、
地域社会の中で共に生きていけるように、共働と共生の拠点として
「共働事業所」「共同生活体」をつくっています。

  

共生と地域支援への挑戦

「わっぱの会」は1971年に誕生し、障害のある人ない人が共に生き共に働く社会を目指して活動を始めました。長く障害のある人ない人が共に暮らし共に働くことを応援する活動を続けてきました。2000年代以降社会的排除を受けている人を含めた活動へと展開し、名古屋市北区において生活困窮・社会的孤立の人の相談支援活動や大曽根住宅の総合交流拠点「ソーネおおぞね」の創出をはじめとした、より地域に根差した活動を展開しています。

社会的役割と目的

あらゆる差別をなくし、障害のある人々を始めあらゆる社会的排除を受ける人々を含め誰もが共に働き、共に生きる社会を目指しています。特に地域に根差した活動や事業を行うことで、障害者、高齢者、様々な人々が共生共働できる助け合いの地域社会を作っていくことで地域社会の再生をはかっていきます。とりわけ近年は住宅団地を軸とした地域づくりに取り組む事で、地域共生社会のモデル事業をつくっていきます。

活動報告

Activity report

リンク

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